母の教え

  1. にけのこと
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私は母が好きだ。

屈託のない笑顔と優しさで包んでくれた。

母は私に言った。

「貴方は私の宝もん」

私は嬉しかった。

世界で一番大好きな人の宝物が私なのだと。

私は宝なのだ。

宝物の私は母の気持ちに応えた。

映る全てを母に伝えた。

朝日が明るく素晴らしい事。

靴の音は鳴るほど心地いい事

夕日の寂しく明日が怖くなる事。

振り返る影が私の手を掴めない事

そろばん塾に行きたくない事。

人が大嫌いな事。

私がいじめられてる事・・・。

母は

褒めてくれた。

光や影がある事、みんなが平等に生きている事。
たくさんの喜びを感じる私に母は

大好きだと

お利口さんだと

褒めて褒めて褒めちぎってくれた。

私はやっぱり母が大好きだった。

次に母は怒った。

私以外に怒り狂った。

私の脅威を一気に振り払った。

いじめっこの家に乗り込んだ
女一つで乗り込んで
圧倒した事と覚えている。

私は母がこの世界で何を守りたいか理解した瞬間だった。

私だった。

・・・

私は母が大好きだ。

ずっといてくれた。

ずっといてくれた。

すっといてくれたんだ。

いて欲しくないって言った時も

バカみたいに笑っていてくれた。

ねぇ、おかあさん。

なぁ、おかぁ。

うるさいよ!!

ひつこい!!

解ったる!!

何やねん!!

・・・

けどな。

もう少し言わせておくれ。

ううん。

ずっと言いたいからさ。

長生きしてな。

おかあさん。

にけ先生

にけ先生

私の知ったこと全てを
みんなに伝えたいと思っています。

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